Roots of Japan

京都

かつて日本の首都機能が集中していた京都府。数多くの歴史あるお寺や神社や庭園、皇室ゆかりの場所もあり古都の雰囲気を感じるため国内外を問わず人々が押し寄せます。その膨大な観光客を受け入れている玄関口の京都駅は非常に近代的で、地下街でのショッピングも楽しめるようになっています。貴重な歴史文化を現代に伝えながら、新しいものを取り入れる京都府をご紹介します。

面積は約4,613㎢、人口は約260万人。北西から南東方向に約140kmと細長い形状をしているので気候の違いが大きく、南部は京都盆地なので寒暖差が激しく特に冬は「京の底冷え」といわれるほどなのです。一方、日本海に面している北部では夏の気温は同じくらいですが、冬は雪が多くなり豪雪地帯としても有名です。

このように四季に富む京都は古くから桜や紅葉の名所としても愛されてきました。それは現代でも変わらず、有名な神社・仏閣などはシーズンになると多くの人が美しい景色を見ようと京都へやってくるのです。では桜の名所、紅葉の名所をご紹介したいと思います。
桜の名所        紅葉の名所
①哲学の道       ①南禅寺
②平野神社       ②龍安寺
③京都御苑(京都御所) ③天龍寺
④醍醐寺        ④東福寺
⑤蹴上インクライン   ⑤宝泉院

季節ごとに桜・紅葉も楽しめる名所
①嵐山・嵯峨野     ②高台寺
③仁和寺        ④清水寺
⑤光明寺

京都には本当に多くの名所があるので選ぶのが大変でした!どこも美しく、それぞれ趣の違う風景を楽しめるスポットばかりなのです。嵐山では毎年開催されている“嵐山花灯路”。12月に1週間だけ開催される大規模なライトアップで、周辺を幻想的に美しく彩ります。他にも、桜・紅葉の名所は夜間ライトアップを行っている場所もありますので、行かれる場合は開催時間など要チェックです!

また季節の名所以外にも人気観光地が多い京都ですが、おすすめスポットを厳選してみました。
①伏見稲荷大社    ②鹿苑寺(金閣寺)
③平等院鳳凰堂    ④清水寺
⑤二条城       ⑥銀閣寺
⑦祇園        ⑧貴船神社
⑨八坂庚申堂     ⑩平安神宮

朱い鳥居が数えきれない程並ぶ”千本鳥居”で有名は①伏見稲荷大社は夜間でも参拝が可能なのですが、”千本鳥居”がほんのりと照らされているさまは、どこか別の世界に通じているのでは?と思うほど。静かな雰囲気の中、お参りしてみてはいかがでしょうか?
⑦祇園は由緒ある花街で、京都らしい古い街並みが人々を迎えてくれます。そこで活躍されている舞妓さん・芸妓さんは華としてお茶屋さんを彩ります。18時くらいから舞妓さんの仕事が始まります。見かけることが出来たらラッキーですが撮影などする場合、無理やり引き留めたりすることが無いように、きちんとマナーを守って撮るようにして下さいね!他にも日本三景のひとつ”天橋立”があり、展望所から股をのぞくようにして景色を見ると、天にかかる橋のように見える絶景が!

約2,000~3,000年前に自然が作り出した”橋”には、約8,000本の松林が生えていますが、この松も人の手によって植林されたものではなく大部分が自然発生したものなのです。京都に行くと、内陸部の歴史的建造物をメインで観光してしまう方も多いと思いますが、足を延ばして日本海側に行くと、またちょっと違った一面が見られるかもしれませんね。

また、京都には”京都三大祭り”とよばれるお祭りがあります。
①葵祭(5月)     ②祇園祭(7月)     ③時代祭(10月)

全て京都市で行われるお祭りであり、成立の時期や行事の内容が大きく異なっており、祭り文化の3つのタイプを示しているといわれています。
①葵祭は日本の祭りの中でも数少ない王朝風俗の伝統を残すものであり、美しい装束で街中を歩く姿は、まるで平安時代にタイムスリップしたかのよう。
②祇園祭は9世紀から続く夏の風物詩!7月1日から1か月間にわたり行われる長い祭りです。さまざまな美術工芸品が登場し、京都の街を煌びやかに彩り、人々を楽しませてくれます。
③時代祭は①②と比べると歴史は浅いですが、各時代の中心であった京都市だからこその祭りなのです。それぞれの時代を再現した衣装や道具を身に着けた人々が行います。

観光客の方も多く、混雑しますが日本の文化や普段見ることの出来ない世界を垣間見るチャンス!雰囲気や空気を感じてみてほしいと思います。

ただいまご紹介した祭り文化以外にも貴重な文化を残す京都。中でも食文化は”京料理”とよばれ、和食の中でもまたちょっと違う…皆さまの興味を引くところなのではないでしょうか?特徴として野菜や乾物、大豆加工食品を中心に素材の味を活かす薄味で、古くから都として栄えた京都ならではの洗練された味付け・盛り付け・雰囲気など五感で満喫する料理なのです。
それでは是非食べて欲しい京都の美味しい料理をご紹介します!
①湯豆腐・湯葉の煮物     ②おばんざい
③西京漬け          ④鱧(ハモ)料理
⑤京漬物           

皆さんが食べたことのある料理はありましたか?お座敷で京料理に舌鼓…非日常的でとても特別な感じがありますよね。他にもオススメなのが餃子!その人気は高く、2017年餃子消費量は堂々の1位を獲得。激戦区ともいわれており、味付けはニンニクの代わりに生姜を入れた”生姜餃子”や京野菜である九条ねぎを使用した”九条ねぎ餃子”などさまざま。こちらも是非ご賞味下さい!

美味しい料理を堪能した後は甘味。京都には”京菓子”といわれる和菓子があり、京料理と同じように五感で楽しむものとされています。「目で色や形を・舌で感触と味を・鼻でその香りを・耳で菓子の銘(名前)を聞く」そんな京菓子の代表的なものをご紹介します。
①ちまき        ②八ツ橋
③葛菓子        ④味噌松風
⑤懐中汁粉       ⑥薯蕷(上用)饅頭

初めて聞いた名前もあるのではないでしょうか?他にもあるのですが、行事や儀式に用いられた献上菓子はどれも美味!日持ちするものもあるので、お土産にもオススメですよ!京都にきたからにはお試しくださいね。

何回来ても新しい魅力を見つけることができる京都。
来るたびに違った表情を見せてくれる京都。

古くから都として栄えた京都だからこそなのかもしれません。
時代が作ってきた京都の空気を皆さまも感じてみませんか?

筆者の考えやまとめとなります。諸説ありますのでご了承下さい。